包丁用リベットを使用した 洋包丁の柄の交換方法です。
柄(ハンドル)部分に破損があります。
このままでは 美しくないですし 非衛生的ですね。
ボール盤/ドリルで 既存の包丁用リベットに穴を開け
リベットを除去します。
作業中に包丁の刃で怪我をしないように マスキングします。
柄が外れました。経年変化の為か接着剤が機能していませんでした。
接着剤が効いている場合は のこぎり/ハンマーなどで柄を破壊します。
新しい柄に接着剤で固定します。
今回は樫の柄を使用しましたが
水回りで使用する包丁にはマイカルタなどが腐食に強いです。
通常 洋包丁は中子(タング)が柄のエンド部分まであります。(赤線の状態)
エンド部分まである時(フルタング)には 次の加工は不要です。
今回の包丁は中子が半分まで(ハーフタング)ですので
後ろ半分に 刃部分と同じ厚みのステンレス板を継ぎ足します。
勿論 継ぎ足し部分を溶接するのが良いのですが
この包丁(ペティナイフ)のように小型でしたら問題ないでしょう。
包丁用リベットの下穴加工です。
既存の穴を利用して3.5mmの穴加工します。
ついでに 継ぎ足した後ろ半分にもリベット用の穴加工をします。
反対側の柄を接着剤で固定します。
再度 下穴加工し貫通穴にします。
又 リベット用の座グリをします。(7mm)
包丁用リベットをハンマーで叩き込みます。
余分な柄の部分をヤスリで削り完成です。
寸法は
軸径 3.4mm
頭径 7mm
全長 オス12mm メス12mm
下穴径は3.5mm
最大カシメ厚は約20mm
最小カシメ厚は約15.5mm となります。
素材はステンレスです。
6セット入り 350円 です。
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