「大同1k」テスト第三弾
![一発目](gazou7/ban31.jpg) |
![二発目](gazou7/ban32.jpg) |
![三発目](gazou7/ban33.jpg) |
![一刀両断](gazou7/ban1.jpg) |
一撃目です 直径7cm程度で 5mm位残りました エッジは変化無しです
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二撃目 同じですね
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三撃目 竹は隣にもたれて なんとか立ってます 指で押すだけで 倒れそうです
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5cm程度の一年物です 一刀両断でした 隣にもたれているので 倒れません 10数回切断しましたが 問題無しです
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如何でしょうか?「竹」の切断も問題在りませんでした
今回は厚板4.0tを使用しました
![](gazou1/1.gif)
今度は生の木を切ってみました
山から切ってきたばかりの木です まだ葉が付いていますから湿気をたっぷり含んでいます。
![ナタで!](gazou7/2.jpg) |
![ナタで!](gazou7/3.jpg) |
まず 15回 |
30回 直径15cmを越える丸太です 1/3は切れました |
![太い木です](gazou7/1.jpg) |
![刃こぼれ無し](gazou7/4.jpg) |
このような丸太でした ナタは刃渡り約6寸(180mm)です |
勿論 刃こぼれは有りません 全く問題無しです |
Hrc60です ハンドル材はマイカルタに「鮫皮」 パラコード巻です 新素材と伝統素材の組合せで 非常に持ち易いです
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![ミラー](gazou7/mirror.jpg) |
ミラー仕上げもナカナカ良いです |
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![刻印](gazou7/kokuin.jpg) |
刻印を打ってみました
「壷光」印は当社のです これはあまり使用していませんが
40年位前の腕の立つ職人の作です 刻印の製作ご依頼もお受け致します
レザーシース用の焼印も出来ます お気軽にお問い合わせ下さいませ
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当店の価格表示は 消費税を含んでいます
別途 消費税は不要です
「大同1k」テスト第二弾
車の鉄板を切ります
いつも台所で使っている「大同1k」の包丁です ロックウエル硬度はHRC60です
![手で3発!](gazou7/car1.jpg) |
![切れていきます!](gazou7/car2.jpg) |
![ドンドンと...](gazou7/car3.jpg) |
![TEST終了!](gazou7/car4.jpg) |
包丁の背を3発叩いて ここまで入りました
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背を叩いて切れていきます
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ザクザクと切れてます
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結構切れるものですね
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あまり一般的では無いですね! 私も 生まれて初めて 包丁で車を切りました
なんだか無意味なので ここまでで 止めました
さすがに 包丁用のエッジですから タッチアップしないと使えませんね
でも この包丁一本で ボンネットは バラバラに出来るでしょう
ナタのようなエッジを付けていたら 全く平気でしょうね
刃こぼれは有りませんでした
皆さんも「包丁」作ってみませんか?
勿論ナイフも大丈夫です!
[ちなみに 国産T社の1500ccの 乗用車のボンネットです]
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![大同製真空炉](gazou7/daidoro.jpg) |
【大同特殊鋼製真空炉】
「大同1k」はこの大同製の真空炉によって熱処理されます 自社機械で自社製品を熱処理するという 最も理にかなった方法ではないでしょうか! この環境で皆様が製作されたナイフは熱処理されています (機械の正面に「Daido Steel」の文字が読めます) |
「大同1k」テスト第一弾![](gazou1/1.gif)
ペティーナイフ(3.0t)で樫の木を殴ってみました
金鎚の柄を使いました(これは硬いです!直径3cmは有ります)
エッジは通常の洋包丁程度です 新聞が縦にスッと切れます
HRC61です ちょっと硬度が高めですね
以下100回毎の写真です
![テスト前...](gazou7/moku1.jpg) |
![100回!](gazou7/moku2.jpg) |
![200回!](gazou7/moku3.jpg) |
![330回!折れました](gazou7/moku4.jpg) |
テストの前です かなり太い木です
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100回です かなり削れてます
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200回です 叩き込んでも大丈夫
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330回で切れました!
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さすがに包丁でナタの代りは疲れます 軽いから回数が必要ですね
刃巾が40mm以上だと楽でしょうね しかし 刃こぼれは無しです!
通常のナイフ.包丁でしたら 全く問題無いでしょうね!
![](gazou1/1.gif)
大同1kでしたら安心して使えますね きっと魚の骨でも少々なら大丈夫です
皆様 ご安心してお使い下さい! 初めての方も包丁なら簡単ですよ
大同1kに関して
大同1kは それなりの焼き入れを施せば ロックウエル硬度59−60位になります
ただ ナタ等を造られる場合は硬度は59位の方が適していますし
カミソリのような(さしみ包丁のような)刃物を作られるのでしたら60位でしょう
![](gazou1/1.gif)
焼き入れに 関しては鋼材は生ですのでヤスリで切削可能 です
当然 焼き入れを施すとヤスリは かかりませんしドリルで穴も開きません
従って刃物の形に成形した後 焼き入れ処理となります
鍛冶屋さんが「水」ないしは「油」の中に「ジュウーン」と入れる あれですね..
そして その後もう一度 火であぶりゆっくり冷やします これが焼戻しです
むろん 大同1Kもそれで不可能ではないですが..
一般の方に鍛冶屋さんのような 名人芸的温度設定は不可能であり
結局 失敗に終わる可能性が大です
いわゆる 「ストック アンド リムーバル」 と呼ばれる 電気的な炉に入れて
温度管理がしっかりした熱処理が一般的です
そのため には成形後 (ハンドル材[柄]をつけるならば穴も)
当店を含む ナイフショップに 代行依頼して焼き入れしてもらうのがベターだと思われます
![](gazou1/1.gif)
色々な材料が ございますが...
比較的加工性も良く 安価で硬度も上り 粘りもある良い材料です
お気を付け願いたいのは様々な材料を使っているうちに
その材料が 何か判らなく成る事です
必ず 焼き入れに出す時は「大同1K」と指定 して下さい
違う材料名をいわれた場合 硬度が上がらない場合があります
お気を付け下さいませ。
![](gazou1/1.gif)
大同1Kの成分表です(メーカー公称値)
C 0.60 |
Si 1.0以下 |
Mn1.0以下 |
Cr 13.5 |
Mo 0.13 |
V 0.13 |
と成ります
焼き入れ温度1080度 焼戻し温度200度です
以上 参考にして下さいませ
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